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抗うつ薬、軽・中度患者には「効果薄」

数日前のニュースですが。

うつ病の症状が軽いか中程度の患者は、抗うつ薬を飲んでも効果がないか、あってもわずかとみられるとの研究を、米国・ペンシルベニア大などの研究チームがまとめた。


こないだはSSRIとうつ病患者急増の関連が取りざたされていましたが、このタイミングは偶然なのでしょうか?
まあどちらにしても興味深いニュースではありますが。

日本でうつを診断する場合、DSMという精神障害の診断基準を用います。
これには様々な症状が載っており、それに適合させる事によって患者を診断できます。
(もちろん診断自体は医師の独占業務ですが)

ただ、あくまでうつを診断するのは「症状」なんですよね。
たとえばインフルエンザなら熱が出たとか症状だけではなて、インフルエンザのウイルスがいることが診断の前提になります。
ガンだって体内でガン細胞が増加した事によって病気だと診断されます。

でもうつの場合、このような生理学的な原因が確定されないままに治療がされている感があります。
うつは脳内のセロトニンが不足するのが原因だとも言われますが、そのような脳内物質の不足だけの問題なら話は簡単です。
そういう薬などの方法があるかはともかく、治療法としては脳内物質を補いさえすれば良いのですから。

しかし、軽症から重症まで全ての人が脳内物質の不足だけが原因なのか、私はそうだとは思えません。
同じうつという症状は同じでも、投薬が良いのか、あるいは他の治療が適しているのか、かなり差があるのではないでしょうか。

ガンであってもサイモントン療法のように、意識の力が治療に影響がある事が言われています。
これは治療だけでなく発病においても、食事や環境、遺伝子といった純粋な生体の問題ではなく、意識の持ち方次第でガンになりやすくもなるという事です。

ガンでもそのような事が言われているくらいです。
うつならもっと意識の影響力が大きいのではないでしょうか。
その意識の問題を横に置いて、投薬の生理的な変化だけで治療しようというのは、こないだも書いたように的外れに感じます。

うつの薬を全否定するつもりはありませんが、同時に全てのうつに薬が最適だとも思いません。
もっとカウンセリングや運動指導なども含めた、個々人に応じての治療計画が必要なのだと思います。

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プロフィール

enju3946

Author:enju3946
 実学の視点からスピリチュアルを大切にしている臨床心理士。熊本市に在住ながら、仕事やドライブで熊本県を動きまわっています。これまでに児童養護施設、こども家庭支援センター、スクールカウンセラー、専門学校の非常勤講師、病院、若者サポートステーション、刑務所と、様々な職場で働いてきています。

 私にとって不毛な議論をするつもりはないので、スピリチュアルが苦手な方は価値観の一つとしてお読みください。
 私自身それを絶対化して人に強制するつもりはありません。

熊本代替療法研究会 会員

熊本県臨床心理士会 会員

心理系学会への入会は多数。

パソコン関係、カメラが趣味。

CLANNADは人生。

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